空飛ぶペンギンのマーケティング講座 最終回
突然ですが、皆様。
空飛ぶペンギンのマーケティング講座を今回で終了させていただきます。
約3年、月1回ペースで連載してきましたが、ここで区切りをつけたいと思います。
その理由は、私やビモクリの大きな進化です。
ビモクリは、創業以来約4年、大企業を対象とする、マーケティングコンサルティング会社としてやってきました。
おかげ様で、非常に顧客に恵まれ、よい仕事ができたと思います。
しかし、ビモクリは本来的には、決してマーケティングコンサルティング会社というわけではありません。
「ビモクリ」とは、ビジネスモデルクリエイターズの略称です。
つまり、その名の通り、世の中の役に立つ新しいビジネスモデルを創る、ということを使命としているのです。
ですから、マーケティングコンサルティングだけではないのです。
もちろん、マーケティングコンサルティングの領域においても、新しいマーケティング理論(実際はビジネス戦略理論ですが)「潜在価値開発®」理論を創造し、今までにないマーケティングコンサルティングを提供しています。
そういう意味では、ビジネスモデルクリエイターです。
この領域においても、昨年から準備してきたものが開花し、コンサルティングという枠を超えて、マーケティング戦略立案から戦略実行までを一貫してサポートするマーケティングプラットフォームが完成しました。それを「潜在価値マーケティングプラットフォーム」と命名し、提供し始めています。
最も大きな変化はこれから申し上げることです。
今、コンサルティングではない、全く新しいビジネスモデルの構想がいくつかあり、その中の一つは、すでに実行段階に入っています。ほかのビジネスモデルも今後順番に実行していくことになります。
つまり、ビモクリはコンサルティング会社から、事業会社へと変化したわけです。
コンサルティングというのも、一つの事業であることには変わりはないのですが、やはりアドバイザーであることには変わりありません。自分で最終顧客に価値を提供するわけではありません。
それに対して、事業会社は最終顧客に価値を提供し、顧客の問題を解決していくものです。
どちらの方が価値が高いという優劣はありません。
しかし、会社名に込められた想いは、事業会社を意識したものです。
決してマーケティングコンサルティングをやめるわけではありません。
併せて、事業会社もやっていくということです。
そして、事業会社の構想も、「潜在価値開発🄬」理論が完成したころから、よりアイデアが溢れてくるようになったのです。
理論が完成しているので、その理論に沿って考えていけば、新しいビジネスモデルを創ることは容易なのです。
かくして、新しい有望なビジネスモデルが数個できてしまいました。
マーケティング理論の完成から、新しいビジネスモデル創造へ。
きっと自然な流れだったと思います。実は初めからそういう想定だったとも言えます。
まずは、コンサルティングから始めて、そこでビジネスの理論を完成させる。
そうすれば、新しいビジネスモデルを創造し、事業化できるようになる。そういう構想でした。
そんな大きな変化の中で、このマーケティング講座に一区切りをつけようと思います。
最終回とは書きましたが、休止と考えていただいてもいいと思います。またこの連載を再開することもあるかもしれません。
そして、今後どこかで読者の皆様とお会いすることもあるかもしれません。
それまで、サヨウナラ。ご愛読ありがとうございました。