週刊 企業と広告 誌上マーケティング講座

マーケティングって、なに?

2014.05.24
「空飛ぶペンギン」のマーケティング講座
第5回

「マーケティングってよくわからない?」

 

私は「必ず成功する広告を創る」「ビジネスモデルを学ぶことが企業も個人も救う」という2つのセミナーと「本当にマーケティングの本質がわかる、役に立つ、マーケティング講座」という講座の講師をしています。その他にも頼まれて講演をすることも多いのですが、その中で出席者の方がよくおっしゃるのは、「マーケティング部に所属しているが、マーケティングってよくわからないし、周りに教えてくれる人もいない。どうしたらいいのでしょう」(影の声「私のセミナーや講座に参加されればいいのですよ」、ハハハ、売り込みです)

ということです。

 

そこで今回は、マーケティングとはなにか、というお話をしてみましょう。実は、いままでの4回は本当は前説でして、今回からが本番です。

マーケティングは、ビジネスの中の一機能です。ですから、ビジネス全体を語り、この部分がマーケティングであるというようにお話しないと全体感がつかめず、実際にはよくわかりないということになります。今回は、私がセミナーをするときに最初にお話しする内容で、非常に分かりやすいと評判の「ビジネス成功の12条件」をお話し、その中でマーケティングについて語ることによって、マーケティングを理解していただきましょう。

 

 

どうでしょうか。ビジネス成功の12条件、非常にシンプルでわかりやすいと思いませんか?

 

「思考の方向性が違う」

 

1から4までがビジネスモデルと呼ばれるもので、5から8がマーケティングです。ビジネスモデルにせよ、マーケティングにせよ、いろいろの定義がされていますが、こう分ける理由は、思考の方向性が全く違うからです。ビジネスモデルのポイントは、差別的優位性です。これはその企業の独自解・特殊解で、他の真似をしてもしょうがない、してはいけないものです。一方マーケティングは、他社がやってうまくいったら、真似てもいいわけです。たとえば、Facebookをうまく活用して顧客を増やしている企業があったら、真似ない理由はないですよね。真似てもしょうがないビジネスモデルとは全く逆ですね。

 

また、リサーチと市場テストは、ビジネスモデルとマーケティングの両方を支える基礎的な技術なので、別の独立したものとして位置づけています。この重要性については、前回までにお話したとおりです。

マネジメントも語ればもっと要素を増やすことも可能ですが、この図はビジネスモデルとマーケティングを中心にお話をするためのものなので、あまり分解しないで、もっとも大切なものだけにまとめてしまっています。

 

今後はこの図を中心にお話を進めていきますので、お楽しみに。